この記事のまとめ
- 副業禁止の企業で働くTypeScriptエンジニアが副業OKの企業へ転職することで、年収1400万円を実現できる
- サイドプロジェクト経験やTypeScriptスキルは転職市場で高く評価される武器となる
- 副業OKの企業選びから年収交渉まで、戦略的なアプローチが転職成功の鍵
副業禁止の企業で働きながらも、サイドプロジェクトへの憧れを抱いているTypeScriptエンジニアは多いでしょう。実は、現在の転職市場では副業OKの企業へのキャリアチェンジが、年収アップとスキル向上の絶好の機会となっています。
特にTypeScriptエンジニアは、フロントエンドからバックエンドまで幅広く活用される技術を持っているため、副業案件も豊富にあります。この状況を活用し、副業ができる環境への転職で理想のキャリアを実現していく方法について詳しく解説していきます。
この記事では、副業禁止の制約から解放されて年収1400万円を目指すための具体的な転職戦略を紹介します。TypeScriptスキルを最大限に活かしながら、サイドプロジェクトでさらなる成長を遂げるための実践的な方法が分かるでしょう。
TypeScriptエンジニアの副業禁止問題とは?
現在の日本では、多くの企業が副業を禁止している状況が続いています。特に大手IT企業や金融系のシステム開発会社では、情報セキュリティの観点から副業を全面的に禁止している場合が多く見られます。しかし、この制約がTypeScriptエンジニアのキャリア形成にとって大きな足かせとなっているのも事実です。
TypeScriptエンジニアにとって、サイドプロジェクトは単なる収入源ではありません。最新の技術トレンドを学び、異なる業界のプロジェクトに関わることで、技術的な幅を広げる貴重な機会でもあります。特に、フロントエンド開発からサーバーサイド開発まで対応できるTypeScriptエンジニアは、副業市場でも非常に高い需要があります。
そうした状況の中で、副業禁止の企業に勤めることは、エンジニアとしての成長機会を自ら狭めてしまうことにもなりかねません。実際に私が相談を受けた多くのエンジニアが、「もっと幅広い技術に触れたい」「サイドプロジェクトで経験を積みたい」という悩みを抱えていました。
副業禁止がエンジニアのキャリアに与える影響
副業禁止の最大の問題は、技術的な成長機会の制限です。本業だけでは接することのない技術スタックや業界の課題に触れることで、エンジニアは大きく成長できます。しかし、副業が禁止されていると、こうした貴重な経験を積むことができません。
さらに深刻なのは、収入源の多様化ができないことです。現在の不安定な経済情勢の中で、単一の収入源に依存することはリスクが高いと言えるでしょう。特にTypeScriptエンジニアのような市場価値の高いスキルを持っているエンジニアにとって、このリスクは非常にもったいないものです。
また、副業を通じて得られる人脈やビジネス感覚も、エンジニアのキャリア形成において重要な要素です。副業案件では、直接クライアントとやり取りをする機会が多く、ビジネス観点からの技術選択やプロジェクト進行について学ぶことができます。
副業OKの企業が増えている背景
近年、働き方改革の推進とともに、副業を解禁する企業が急激に増えています。経済産業省の調査によると、副業を認める企業の割合は年々上昇しており、特にIT業界ではこの傾向が顕著に表れています。
IT企業が副業を解禁する理由の一つは、優秀な人材の確保と定着です。副業によってエンジニアのスキルアップが促進され、結果的に本業でのパフォーマンス向上につながることが分かってきたからです。また、副業で得た知見を本業に活かすことで、イノベーションが生まれやすくなるという効果も期待されています。
さらに、副業解禁は採用競争力の向上にも寄与しています。優秀なエンジニアほど成長意欲が高く、副業を通じたスキルアップを求める傾向があります。そうしたエンジニアを獲得するために、多くの企業が副業を積極的に推奨するようになっているのです。
TypeScriptエンジニアの市場価値と副業案件の現状
現在のIT転職市場において、TypeScriptエンジニアの需要は非常に高い状況が続いています。特にフロントエンド開発の主要技術として確立されたTypeScriptは、React、Vue.js、Angularといった人気フレームワークとの組み合わせで、多くの企業から求められています。
TypeScriptエンジニアの平均年収は650万円から850万円程度とされていますが、副業案件を組み合わせることで年収1400万円以上を実現するエンジニアも珍しくありません。特に、フルスタック開発ができるTypeScriptエンジニアは、フロントエンドからバックエンド(Node.js)まで一貫して開発できるため、クライアントからの評価も高くなります。
副業案件の相場を見ると、TypeScriptを使ったフロントエンド開発案件では時給3000円から5000円、Node.jsを使ったバックエンド案件では時給4000円から6000円程度が一般的です。月20時間程度の副業であっても、月10万円から20万円の追加収入を得ることが可能になります。
TypeScriptエンジニアに人気の副業案件領域
TypeScriptエンジニアが取り組める副業案件は多岐にわたりますが、特に人気が高いのは以下の領域です。まず、SPA(Single Page Application)開発案件があります。ReactやVue.jsを使った企業のWebアプリケーション開発で、ユーザーインターフェースの構築から状態管理まで幅広いスキルが求められます。
次に注目されているのが、PWA(Progressive Web App)開発案件です。モバイルアプリのような体験を提供するWebアプリケーションの需要が高まっており、TypeScriptの型安全性を活かした高品質な開発が評価されています。
また、近年急速に成長しているのがヘッドレスCMS連携案件です。Contentful、Strapi、microCMSといったヘッドレスCMSとTypeScriptフロントエンドを組み合わせた開発案件は、高単価で継続的な案件が多いのが特徴です。
さらに、JAMstack構成での静的サイト生成案件も人気があります。Next.js、Nuxt.js、Gatsbyなどのフレームワークを使った高速なWebサイト構築案件は、SEO効果も高く、クライアントからの評価も上々です。
副業案件獲得に必要なスキルレベル
副業案件を継続的に獲得するためには、一定以上のスキルレベルが必要です。基本的なTypeScript文法の理解はもちろん、ES6+の最新JavaScript機能、React Hooks、Vue Composition API、状態管理ライブラリ(Redux、Vuex、Zustand)の実装経験が求められます。
加えて、開発効率を高めるツールチェーンの知識も重要です。Webpack、Vite、ESLint、Prettier、Jest等のテストツールを使いこなせることで、品質の高いコードを効率的に書けるエンジニアとして評価されます。
バックエンド案件を狙う場合は、Node.js、Express.js、NestJS、データベース操作(Prisma、TypeORM)、API設計(REST、GraphQL)のスキルが必要です。特に最近では、tRPCやSupabaseを使った型安全なフルスタック開発案件も増えており、こうした最新技術への対応力も重要になっています。
副業OKの企業への転職戦略
副業OKの企業への転職を成功させるためには、戦略的なアプローチが必要です。まず重要なのは、副業に対する企業の姿勢を正確に把握することです。単に「副業OK」と記載されていても、実際の運用や文化によって働きやすさは大きく異なります。
転職活動を始める前に、自分のキャリア目標を明確にしておくことが重要です。副業を通じて何を達成したいのか、どの程度の時間を副業に充てたいのか、どのような技術領域で成長したいのかを具体化しておきましょう。これらの目標が明確になることで、転職先選びの基準が定まります。
また、現在のスキルセットの棚卸しも欠かせません。TypeScriptの習熟度、フレームワークの経験、開発ツールの知識、プロジェクト管理経験など、自分の強みを客観的に評価し、それを副業でどう活かせるかを考えておくことが重要です。
副業OK企業の見分け方と調査方法
副業OKの企業を見つける際は、求人票の記載だけでなく、実際の企業文化や運用状況を調べることが重要です。企業のコーポレートサイトやブログ、社員のSNS投稿などから、副業に対する実際の取り組みを確認しましょう。
特に注目すべきは、副業の時間制限や業務内容の制約です。競業他社での副業は禁止されているのか、労働時間の上限はどう設定されているのか、副業収入に対する会社の方針はどうなっているのかなど、詳細な条件を事前に確認しておく必要があります。
また、実際に副業をしている社員がいるかどうかも重要な判断材料です。制度として副業が認められていても、実際に活用している社員がいなければ、文化的に副業が推奨されていない可能性があります。面接の際に、現在副業をしている社員の割合や、会社として副業をどう支援しているかを質問してみましょう。
転職エージェントを活用する場合は、副業に理解のあるエージェントを選ぶことが重要です。近年、エンジニア向けの転職エージェントの中には、副業やフリーランス案件の紹介も行っているところが増えています。こうしたエージェントは、副業OKの企業情報に詳しく、より実践的なアドバイスを提供してくれます。
年収1400万円を実現する転職戦略
年収1400万円を実現するためには、本業と副業の収入バランスを戦略的に設計する必要があります。一般的なパターンとしては、本業で年収900万円から1000万円を目指し、副業で年400万円から500万円を稼ぐという組み合わせが現実的です。
本業での年収アップを実現するためには、TypeScriptエンジニアとしての市場価値を最大化することが重要です。特に、マネジメント経験やアーキテクチャ設計経験、新技術の導入実績などは高く評価されます。転職活動では、これらの経験を具体的な成果とともにアピールしましょう。
副業での収入を安定させるためには、継続的な案件獲得が重要です。そのためには、個人ブランディングを強化し、技術ブログの執筆、OSS貢献、技術コミュニティでの発表などを通じて、専門性をアピールしていく必要があります。
サイドプロジェクト経験を武器にした転職アピール術
TypeScriptエンジニアが転職を成功させるためには、これまでのサイドプロジェクト経験を効果的にアピールすることが重要です。たとえ副業禁止の企業で働いていても、個人開発プロジェクトや技術学習の成果は立派な実績としてアピールできます。
個人開発プロジェクトをポートフォリオとして活用する際は、技術選択の理由、課題解決プロセス、得られた学びを明確に説明できるよう準備しておきましょう。単にコードを書いただけでなく、なぜその技術を選んだのか、どのような課題に直面し、どう解決したのかというストーリーが重要です。
GitHubのコミット履歴やREADMEの充実度も、エンジニアとしての姿勢を示す重要な要素です。継続的な学習意欲、コードの品質への配慮、他の開発者との協働姿勢などがしっかりと伝わるよう、日頃からGitHubプロフィールを整備しておくことが大切です。
面接でのサイドプロジェクト説明テクニック
面接でサイドプロジェクトについて説明する際は、STAR法(Situation、Task、Action、Result)を活用して構造的に話すことが効果的です。まず、どのような状況や課題があったのか、どのような目標を設定したのか、具体的にどのような行動を取ったのか、そしてどのような結果を得られたのかを順序立てて説明しましょう。
技術的な深さも重要ですが、ビジネス価値への貢献も忘れずにアピールしましょう。例えば、パフォーマンス改善によってページ読み込み速度が50%向上した、型安全性の向上によってバグ発生率が30%減少したなど、定量的な成果を示すことで説得力が増します。
また、プロジェクトを通じて得た学びや反省点についても正直に話すことで、成長意欲や自己改善能力をアピールできます。失敗談であっても、そこから何を学び、どう改善したかを説明できれば、むしろプラス評価につながることも多いのです。
TypeScriptスキルの体系的なアピール方法
TypeScriptエンジニアとしてのスキルをアピールする際は、単に「TypeScriptができます」と言うだけでは不十分です。どのレベルでTypeScriptを使いこなせるのか、どのような場面で活用してきたのかを具体的に示す必要があります。
基本的な型定義から始まり、ジェネリクス、型ガード、条件型、テンプレートリテラル型といった高度な型機能まで、どこまで理解・活用できるかを明確にしましょう。また、型定義だけでなく、Lintルールの設定、tsconfig.jsonの最適化、ビルド時間の改善など、実際の開発現場で必要になる実践的なスキルもアピールポイントです。
フレームワークとの組み合わせ経験も重要な評価要素です。React TypeScript、Vue.js TypeScript、Next.js、NestJSなど、どのフレームワークでどの程度の開発経験があるかを整理しておきましょう。特に最近では、型安全なAPIクライアント(tRPC、GraphQL CodeGen)やORM(Prisma、TypeORM)の経験も高く評価されます。
転職成功事例:年収1400万円を実現したTypeScriptエンジニアの体験談
実際に副業禁止の企業から副業OKの企業への転職を成功させ、年収1400万円を実現したTypeScriptエンジニアの事例を紹介しましょう。田中さん(仮名、32歳)は、大手SIerで5年間TypeScript開発に従事していましたが、副業禁止の制約に不満を感じていました。
転職活動を始める前に、田中さんは個人開発プロジェクトに取り組み、ポートフォリオを充実させることから始めました。Next.js + TypeScriptでブログプラットフォームを開発し、認証機能、コメント機能、管理者機能まで実装。このプロジェクトをGitHubに公開し、技術ブログで開発プロセスを詳細に記録しました。
転職活動では、副業OKのスタートアップを中心に応募し、個人開発の経験を前面にアピールしました。特に、型安全性の向上によるバグ削減効果や、パフォーマンス最適化による読み込み速度改善など、定量的な成果を数値で示したことが高く評価されました。
転職後は本業で年収850万円を実現し、並行して副業案件を3件担当。月平均40時間の副業で年間550万円の収入を得て、合計年収1400万円を達成しています。副業では、React + TypeScriptでのSPA開発、Next.jsでのECサイト構築、NestJSでのAPI開発など、多様な案件に取り組んでいます。
転職成功のポイントと学んだこと
田中さんの転職成功には、いくつかの重要なポイントがありました。まず、転職活動を始める前の準備期間を十分に取ったことです。6ヶ月間をかけて個人開発プロジェクトに取り組み、技術ブログを継続的に更新し、GitHubプロフィールを充実させました。
また、転職エージェントの選択も重要でした。副業やフリーランス案件の紹介も行っているエージェントを選ぶことで、副業に理解のある企業を効率的に見つけることができました。面接では、副業への取り組み意欲と本業への責任感をバランス良くアピールすることを心がけました。
転職後の副業案件獲得では、個人ブランディングが大きな効果を発揮しました。技術ブログでの発信、技術コミュニティでの活動、OSS貢献などを通じて、TypeScriptエンジニアとしての専門性を確立。その結果、継続的な案件紹介を受けられるようになりました。
転職を成功させるための実践的アクションプラン
TypeScriptエンジニアが副業OKの企業への転職を成功させるためには、計画的なアクションプランが必要です。転職活動は通常3ヶ月から6ヶ月程度かかるため、逆算してスケジュールを組み立てましょう。
まず転職活動開始の3ヶ月前から準備を始めます。この期間では、個人開発プロジェクトの充実、GitHubプロフィールの整備、技術ブログの開始、LinkedInプロフィールの最適化に取り組みます。特に個人開発プロジェクトは、面接でのアピール材料として重要なので、しっかりと時間をかけて取り組みましょう。
転職活動開始の1ヶ月前からは、履歴書・職務経歴書の作成、転職エージェントとの面談、企業研究、面接対策に集中します。この段階では、副業OKの企業リストの作成、各企業の副業制度の詳細調査、年収相場の把握も重要です。
転職活動中の注意点とポイント
転職活動中は、現職での業務に支障をきたさないよう注意が必要です。面接の日程調整では、有給休暇を活用するか、早朝や夕方の時間帯を希望するなど、現職への配慮を忘れずに行いましょう。
面接では、副業への意欲を示しつつ、本業への責任感も同時にアピールすることが重要です。「副業を通じて得たスキルを本業でも活かし、相乗効果を生み出したい」という姿勢を示すことで、企業側の理解を得やすくなります。
年収交渉においては、副業での収入可能性も考慮に入れた総合的な判断が必要です。基本年収が若干低くても、副業のしやすさや成長機会が豊富であれば、長期的には大きなメリットになる可能性があります。
転職後の副業案件獲得戦略
転職が成功した後は、副業案件の獲得に向けた活動を本格化させましょう。まずはクラウドソーシングプラットフォーム(Lancers、CrowdWorks、ココナラなど)に登録し、小規模な案件から実績を積み重ねていきます。
実績が蓄積されてきたら、より高単価な案件が期待できる専門プラットフォーム(Freelance Hub、ITプロパートナーズ、レバテックフリーランスなど)への登録を検討します。これらのプラットフォームでは、週2〜3日の案件や時間契約の案件も多く、本業との両立がしやすくなっています。
個人ブランディングの継続も重要です。技術ブログの執筆、技術コミュニティでの発表、OSS貢献などを通じて、TypeScriptエンジニアとしての専門性と信頼性を高め続けることで、継続的な案件獲得につなげていきましょう。
副業OKの主要IT企業とその特徴
TypeScriptエンジニアが転職を検討する際に参考となる、副業OKの主要IT企業の特徴を紹介します。これらの企業は副業に対して積極的な姿勢を示しており、エンジニアの成長を支援する環境が整っています。
まず、メルカリやfreee、SmartHRといったメガベンチャー企業は、副業を積極的に推奨しています。これらの企業では、副業で得た経験を本業に活かすことが期待されており、技術的な成長を重視する文化があります。年収水準も高く、本業だけで800万円から1200万円の年収が期待できます。
次に、サイボウズやGMOインターネット、DeNAなどの老舗IT企業も副業に理解があります。これらの企業では、ワークライフバランスを重視する文化があり、副業を通じた多様な働き方が支援されています。安定性と成長性のバランスが取れた環境で働けるのが特徴です。
スタートアップ企業では、より柔軟な副業制度を設けているところが多くあります。特に、AI・ML系のスタートアップやSaaS企業では、TypeScriptエンジニアの需要が高く、副業での技術習得も積極的に評価される傾向があります。
まとめ
TypeScriptエンジニアが副業禁止の企業から副業OKの企業への転職を成功させ、年収1400万円を実現するためには、戦略的なアプローチが重要です。まず、自分のTypeScriptスキルと市場価値を正確に把握し、個人開発プロジェクトやポートフォリオを充実させることから始めましょう。
転職活動では、副業に対する企業の実際の姿勢を詳しく調査し、単に制度があるだけでなく、実際に副業をしている社員がいるかどうかも確認することが大切です。面接では、副業への意欲と本業への責任感をバランス良くアピールし、相乗効果を生み出したいという姿勢を示すことが成功のカギとなります。
転職後は、継続的な個人ブランディングと副業案件の獲得に向けた取り組みが必要です。技術ブログの執筆、OSS貢献、技術コミュニティでの活動を通じて、TypeScriptエンジニアとしての専門性を高め続けることで、年収1400万円という目標を実現できるでしょう。
副業を通じた技術的成長と収入の多様化は、現代のエンジニアにとって重要な戦略です。この記事で紹介した転職戦略を参考に、理想のキャリアを実現してください。転職活動は準備が成功の9割を決めます。しっかりと計画を立て、着実に実行していきましょう。